ネットで6割の市場を押さえるアリババと家電量販第一位で2,700店舗を擁するの蘇寧が提携しました。正にヴァーチャルとリアルの融合開始です。共に業界1位同士の協業化は、小売りの新しい時代の1頁を開くものです。アリババは銀泰百貨店50店舗(百貨店第8位)を所有していましたが、リアル店舗運営ノウハウが溜まり、拡大スピードを劇的に上げるべく、今回の提携になったと思われます。蘇寧の店舗網活用は無限の可能性を持つだけでなく、その物流網はアリババにとり、とても魅力的に写ったことでしょう。さらに両者で7億もの顧客リストの活用策如何では、中国小売りの全制覇も夢ではありません。日本の小売業の奮起を祈ります。
