中国の悩み
今日、ライブラリーテクノロジーアソシエイツ株式会社の遠藤社長と上級企画担当の段然女子の訪問を受けました。中国国内で数々のお仕事をなさっている会社で、科学技術院と強いパイプで繋がった大変将来性のある企業です。
色々なお話を伺っていく内に、力をつけた中国は国家単位で業務を効率よく且つ強力に推進し、よく言われるように、日本が10年かかった業務開発をたった1年でやろうとする力強さをひしひしと感じました。ただ従来の中国と違うなと感じたのは、一方的な中国の論理で意見を押し通すのではなく、各国基準や考え方が違うので、相手の事情を十分理解したうえで物事を進めようとしているなという点です。日本の先進的なところは十分本質を見抜いてから取り入れようとしているし、価格だけで売り込みをせず、品質を一番先に掲げてきたのも衝撃的でした。これからは「日本は進んでいる」などと、思いこんでいたらあっという間に小売りの分野まで抜かれてしまうでしょう。
とっても為になった会談でした。