中国の悩み
今日、ライブラリーテクノロジーアソシエイツ株式会社の遠藤社長と上級企画担当の段然女子の訪問を受けました。中国国内で数々のお仕事をなさっている会社で、科学技術院と強いパイプで繋がった大変将来性のある企業です。
色々なお話を伺っていく内に、力をつけた中国は国家単位で業務を効率よく且つ強力に推進し、よく言われるように、日本が10年かかった業務開発をたった1年でやろうとする力強さをひしひしと感じました。ただ従来の中国と違うなと感じたのは、一方的な中国の論理で意見を押し通すのではなく、各国基準や考え方が違うので、相手の事情を十分理解したうえで物事を進めようとしているなという点です。日本の先進的なところは十分本質を見抜いてから取り入れようとしているし、価格だけで売り込みをせず、品質を一番先に掲げてきたのも衝撃的でした。これからは「日本は進んでいる」などと、思いこんでいたらあっという間に小売りの分野まで抜かれてしまうでしょう。
とっても為になった会談でした。
伊勢丹新宿店リビング改装
リビング全面改装されました。従来の商品の括り方や展開方法が次世代を見ているようで、流石伊勢丹です。MDが確立され、顧客のニーズに合致した売場展開の凄さを一体何人の百貨店人が理解しているだろう。百貨店人は顧客ニーズの再確認からすべきであろう!
伊勢丹のチャレンジ
六本木ミッドタワンに伊勢丹の専門店が出店しました。所謂ブランド編集型のセレクトショップですが、ターゲットが不鮮明であったりコンサバ過ぎるのが気になりました。販売員はお喋りばかりで全くダメです。今後修正はされるでしょうが、わざわざ新宿ではなく、六本木に行く意味は無いです!
定期勉強会開催
次回の「クーデター倶楽部」開催日は4月28日(火)です。
テーマは「ボリュームゾーンの落日」part2です。
マス・ボリュームを狙った商品群がファッションから飲食まで大苦戦ですが、それでも検討している企業があります。その原因を追究します。