時代は進む

ユニクロが週休3日制導入を発表しました。1日8時間勤務を10時間勤務に希望すれば週休3日という事です。労働時間を1日単位では無く、週や月単位で捉える「変形労働時間制」を活用する事で、週休2日と給与は変わりません。子育てや介護などと仕事を両立させ、人材確保や離職防止が狙いです。私が小売業界に入った時、日本の労働事情は完全週休2日ではありませんでしたし、サービス残業は当たり前、女性は労働時間が限られ、所謂通勤服が常識でジーンズなどでの通勤はご法度でした。誰もが終生勤務するのが当たり前でした。 働く人の意識もどんどん変わり、社会がどんどん変わっていく中で、小売りの各企業は株主ばかりを気にして、目先の利益アップばかりに捉われず、働く人の幸福度向上を最優先する時代だと思います。これからの販売は販売員が大きなカギを握っています。此処でしか買えない物など無いのですから!伊勢丹が販売員のインセンティブを導入する予定ですが、当然の事だと思います。百貨店は特に現役販売員の役員がいておかしくないと思います。帝国ホテルはかつてホテルにおける料理の重要性を認識して、料理長を重役にしていたくらいです。口先のサービスは顧客から見れば笑止千万です。心のこもったサービス要求する為にはまず、自社の社員が心から喜んで仕事に精を出せる環境と、成果を出したら当然分け前がある事が時代の流れでは無いでしょうか?

今度は中国第2位のネット通販が!

中国ネット販売第2位の京東商城が日本商品に特化した専門サイト「日本館」を立ち上げました。「安心・安全」として生活用品や美容用品を中心に日本製品人気が急速に高まっており、日本製品を直接仕入れし自社ネット上で販売すると同時に、「日本館」への出店・運営代行も行う。特に通関や国際物流、海外集金まで煩雑な手続きを請け負うのが特徴。定期的に日本での説明会を開催し、人材や資金的理由で中国進出が難しかった中小企業や地方企業の参加を広げる予定だそうである。

ネット販売は偽物が横行し、商品の信用性が最重要化しつつあるので、今後は直接日本から仕入して品質保証を行う事が不可欠になるでしょう。これでネット第1位のアリババ、2位の京東商城、第3位の網易と上位3社が直接日本から品質・商品保証を謳い文句に買い付けや出店代行を行う事に成りました。今後この流れは加速する事は間違いなく、日本国内で「爆買い」に浮かれているだけでは、また、中国ネット業界に足元をすくわれる可能性が大きくなってきました。日本の小売業は真剣に、ネット対策では無く、積極参加を実施すべき時期に来たと思われます。