時代はこう進む・・・・・

流石創造集団が仕掛けるファーマーズマーケットが進化を続けています。従来の商業施設には無い緩い手作り感が良いのでしょう。今日は地方の中小酒蔵が「良い酒を作りたい」という共通意識の下集まった『SAKE FREE』というチームを率いている和歌山の平和酒造と、群馬県でたった一人で商業ベースに乗らず、「自分が食べたい野菜」を作り続けている奥田さんが野菜料理と日本酒のコラボをしました。どちらも大手の商業企業と組まず、自分達の目が届く範囲で顧客と話しをしながら、楽しみながら自分で販売する事を基本にしています。そして顧客要望を即座に取り入れてモノ作りに活かしているのです。商業主義に則った、ましてや大量生産大量販売の商品ではとても太刀打ち出来ないやり方ですが、少しずつ顧客の支持を拡げているのです。今から8年前の第一回はたった3人の顧客しか来なかったイベントが年間150万人もの集客を果たしているのです。ファーマーズを真似たイベントは各地に在りますが、作り手と買い手が商売を越えて繋がっているイベントは他にありません。集客に悩む大手百貨店は一度見に来ては如何でしょうか。時代は確実に此方に向いているようです。

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