韓国事情 第1回
大統領逮捕やGNPの25%を売り上げる大企業の会長は行方不明、実質社長は逮捕という大混乱に止まらず、中国のロッテに対する露骨な嫌がらせや観光客の韓国への差止などで経済的に打撃を受け、更には本来頼るべき日本にさえ喧嘩をふっかけ、にっちもさっちもいかない状況下に陥った韓国に行ってきました。 普段ですと日本人観光客や沢山の中国人で溢れかえっていた南大門や明祠、東大門は関西人の在日韓国人の人達だけが家族連れでパラパラ歩いている程度で、従来の1/20位の観光客数だそうです。「完璧なコピー商品」を争って買っていた中国人は影を潜めてしまい全く見かけません。ブランド品を買っていた日本人はコトよりの食べ歩きやエステに趣味が替わった為、「売上」は激減だそうです。サムスングループの百貨店『新世界』は一般事務向けの本館はまあまあ良いらしく、結構若者で賑わっていました。一方NYバ-グドルフを模した新館は、こちらも中国人は皆無でしたが、元々財閥が娘の道楽でやらせていたので、売上は昔も今も端から無視した一部の金持ち相手なのでがらがらです。格差社会の韓国では米国のように自分の階級に合った店で、身の丈消費をしてきたのと、若い層を中心に徴兵されるまで楽しむという社会意識が強くあり、消費も貪欲だそうです。しかし、一般人は景気の先行き不安や、物価の高騰に対する対策で買い物は押さえており、百貨店も若い顧客に頼っているみたいです。中国もそうでしたが、スターバックスは満員で街中の旧来からの珈琲店は潰れ、珈琲は1杯500円でしたが、タクシーで30分街中を走っても500円なので、貧富の格差、老若の格差、職業の格差を痛烈に感じました。 誰も居ません。日本の百貨店と同じです