ゴールデンウイーク

今年のGWは天候も味方して数多くの人出が各地で見られましたが、百貨店も大都市を中心に久々に活気が戻り売上も良かったようですが、各社が仕込んだ「GW用セール品・お買い得品」よりは一般常備品のほうが好調の模様です。春のベースアップや昇給の影響という声は聞こえてきません。それよりは春・初夏に欲しい商品をこのGWに買い揃えたということなのでしょう。今の消費者の「欲しいモノ」は「欲しい時」に「買う」という消費行動は完全に定着しているようです。そこには単なる価格優先でも流行優先でもなく、自己の価値やライフスタイルに合っているか否かが基本要件になっています。この流れに遅れないためにも百貨店を初め小売業は、消費者の生活をより豊かにする為にどんな情報をどのように発信するべきか、持てうる全ての資材を投入して研究すべきです。そして自社の立ち位置を明確に発信し続けることが求められます。

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