調達先公募

そごう・西武が商品調達先を公募するそうです。衣料品から食品、雑貨や子供服など様々な分野の商材を、最初は同社の通販サイトで、売上が好調な場合は実際の店舗で常設販売するとの事です。公募商品売上高を、3年100億円にするそうです。
新しい試みで異例の取り組みですが、従来のバイヤー達は何をしているのでしょう? 公募とは、「此方で座って待っているから、美味しいところを持っておいで!」と言っているのと同じに聞こえてしまうのは、私だけでしょうか?インバウンドの恩恵が無い地方店が苦しいと言ってますが。インバウンドに関係なく、常に消費ニーズに対応しうる商材発掘はバイヤー最大の業務だと思っていましたが、そうではなかったんですね!
西武のバイヤーは伝統的?に外へ出ないようです。取引先を呼びつけては文句ばかり言うと、業界でのもっぱらの噂です。
かつて西武は時代に先駆けたブランド開発や業態開発、時代を捉えた見事な宣伝で一世を風靡したものです。PARCO会長の伊藤さんやロフトを創った安森さんなど、優秀な人材を沢山輩出した新興名門でした。その先輩達が築き上げたうえに胡座をかくという、正に現在の百貨店そのものであります。汗をかかなくなった百貨店は一体、何処に向かうのでしょう‼

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