苦戦
日経新聞第一面(10月27日)に三越伊勢丹が2017年3月期予想を、営業利益2割減と報じています。中国観光客の爆買い減少やネット通販拡大影響、優待割引のポイントへの変更等の諸条件が重なった事が要因と分析しています。同紙にはH2Oがやはり11%減益と報じています。又「関西スーパー」と資本業務提携し、食品スーパー強化を図り、他業態化推進を目指すそうです。
また、銀座松坂屋跡地の大型複合施設の概要も発表されていますが、テナント紹介ではなく、設備や屋上庭園等に説明が割かれており、物販施設のイメージは極めて薄い紹介記事になってます。
翌日の記事では「百貨店苦境突出」の記事が大きく紙面に踊っています。
これ等の記事に反撃する内容は三越伊勢丹と東急百貨店の東南アジアで日本商品売場を展開した位しか見かけません。東南アジアへの進出は効果的な戦略だと思いますが、肝心なのは国内での徹底したMD改革と顧客戦略開発です。
寂しい限りの百貨店・・・・・・・・頑張れ???